新藤兼人監督作品「一枚のハガキ」 [映画]
現在99歳の新藤兼人監督の最後の作品になるであろう「一枚のハガキ」を観てきました。
主な出演:
大竹しのぶ
豊川悦司
六平直政
大杉漣
柄本明
倍賞美津子
津川雅彦
大地泰仁
川上麻衣子
全体的に平均年齢が高めでは?と思ってしまったのは私だけでしょうか?
大竹さんのお芝居ももう少し抑えめのほうがいいかなと・・・でもそれが監督さんのお好みなんでしょうね。
戦争真っ最中のお話なので重い話かと思ったらそうでもなくて、ユーモアたっぷりなシーンも数々ありました。
そういう意味で面白かったかな。
一番いい味出していたのが大杉漣さん。
題名にもなっている≪一枚のハガキ≫ですが、戦争中ずっと肌身離さず持っていたのでは?と思うわりには手アカの一つもなく凄く綺麗に残されていたのが一番違和感が残りました。
それにしてもどこに赴任するかをくじ引きで決めていたって本当の話なんですね。くじ引きで人の運命が左右されていたなんて何とも言いようがありません。
この映画ですが、場面がほぼ全編古い家屋で進行し、登場人物も少ないし、戦争シーンもないので舞台化しても面白いのではないかと思いました。
映画『ブラック・スワン』公開初日♪ [映画]
映画『ブラック・スワン』の公開初日に観に行ってきました。
公式サイトには公開初日に【ブラック・スワン(黒鳥)】をイメージした服装で来場するとプレミアムグッズプレゼント、とあったので黒っぽい服装で行きましたが、そんなの関係ナク来場者全員に配っていました。
この写真のポスターです。まるめて黒いリボンが結ばれていました。
この映画は主演のナタリー・ポートマンがアカデミー主演女優賞をとった映画です。
いや~凄かったです。
怖かったです。R15に指定されているので納得、子供は怖くて観れませんね。
狂気、現実と幻覚が入り混じっていて観ているこちらも何がなんだかわからなくなってくる。
ナタリー・ポートマン演じるバレリーナのニナって完璧主義者なのでこんな悲劇を導いてしまったんでしょうね。
あと、出演場面は少ないですが、ウィノナ・ライダーも結構強烈でした。
これ以上書くとネタばれになるので書きません。
とにかく怖いけど観る価値は絶対あります。
ナタリー・ポートマンの事を少し・・・
イスラエル出身で3歳の時にアメリカに移住。女優として注目を浴びたのがリュック・ベッソン監督の『レオン』でのマチルダ役ですよね。その時はまだ13歳だったんですね。
『レオン』という映画も好きなので何回も観ました。今の彼女はあの時のイメージがそのまま大きくなった感じです。
その後は『スターウォーズ』の新3部作にも出てました。
知らなかったんですが、彼女、ハーバード大学に進学、卒業しているんですね。凄いわ~
余談ですが、ナタリー・ポートマンとキーラ・ナイトレイって似てますよね。
第34回日本アカデミー賞は? [映画]
第34回日本アカデミー賞受賞結果です。
【作品賞】『告白』
【監督賞】中島哲也(『告白』)
【脚本賞】中島哲也(『告白』)
【主演男優賞】妻夫木聡(『悪人』)
【主演女優賞】深津絵里(『悪人』)
【助演男優賞】柄本明(『悪人』)
【優秀助演女優賞】樹木希林(『悪人』)
【撮影賞】北信康(『十三人の刺客』)
【照明賞】渡部嘉(『十三人の刺客』)
【美術賞】林田裕至(『十三人の刺客』)
【録音賞】中村淳(『十三人の刺客』)
【編集賞】小池義幸(『告白』)
【音楽賞】久石譲(『悪人』)
【優秀アニメーション作品賞】『借りぐらしのアリエッティ』
【外国作品賞】『アバター』
【話題作作品部門】『SP野望篇』
【話題作俳優部門】岡村隆史(『てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡』)
以上。
今年は『告白』と『悪人』で受賞を分けました。
話題性もあったので作品賞は『悪人』かと思いましたが違いましたね。
私はノミネートされた作品の中で唯一『悪人』を観てました。
他の作品は観てないのに、(主演男優賞は妻夫木さんでしょ!)と勝手に思ってました。
だって彼の眼がすごく良かったから。
最初に出て来た時のあの無気力な眼だけで主演男優賞をあげたいと思いましたから。
受賞が決まった時の妻夫木さん、感極まっていました。
作品賞の『告白』ですが、監督の中島さんは松たか子さんが出演をOKしてくれなかったらこの映画は撮らなかったとまでおっしゃっていました。
松さんにどうしてもやってもらいたいという強い思い入れがあったんですね。
女優冥利につきますね。
あと、助演女優賞を受賞された樹木希林さんがおっしゃってましたが、『俳優には定年がない』(正確には樹木希林さんが昔、杉村春子さんに言われた言葉だそう)
その通りですね、俳優さんて。
大変だけど素敵なお仕事だと思います。
それにしても『悪人』も『告白』も題材はとても重い内容ですね。
今回ノミネートされた他の作品をいずれ観てみようかと思っています。
受賞された皆様おめでとうございます
【作品賞】『告白』
【監督賞】中島哲也(『告白』)
【脚本賞】中島哲也(『告白』)
【主演男優賞】妻夫木聡(『悪人』)
【主演女優賞】深津絵里(『悪人』)
【助演男優賞】柄本明(『悪人』)
【優秀助演女優賞】樹木希林(『悪人』)
【撮影賞】北信康(『十三人の刺客』)
【照明賞】渡部嘉(『十三人の刺客』)
【美術賞】林田裕至(『十三人の刺客』)
【録音賞】中村淳(『十三人の刺客』)
【編集賞】小池義幸(『告白』)
【音楽賞】久石譲(『悪人』)
【優秀アニメーション作品賞】『借りぐらしのアリエッティ』
【外国作品賞】『アバター』
【話題作作品部門】『SP野望篇』
【話題作俳優部門】岡村隆史(『てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡』)
以上。
今年は『告白』と『悪人』で受賞を分けました。
話題性もあったので作品賞は『悪人』かと思いましたが違いましたね。
私はノミネートされた作品の中で唯一『悪人』を観てました。
他の作品は観てないのに、(主演男優賞は妻夫木さんでしょ!)と勝手に思ってました。
だって彼の眼がすごく良かったから。
最初に出て来た時のあの無気力な眼だけで主演男優賞をあげたいと思いましたから。
受賞が決まった時の妻夫木さん、感極まっていました。
作品賞の『告白』ですが、監督の中島さんは松たか子さんが出演をOKしてくれなかったらこの映画は撮らなかったとまでおっしゃっていました。
松さんにどうしてもやってもらいたいという強い思い入れがあったんですね。
女優冥利につきますね。
あと、助演女優賞を受賞された樹木希林さんがおっしゃってましたが、『俳優には定年がない』(正確には樹木希林さんが昔、杉村春子さんに言われた言葉だそう)
その通りですね、俳優さんて。
大変だけど素敵なお仕事だと思います。
それにしても『悪人』も『告白』も題材はとても重い内容ですね。
今回ノミネートされた他の作品をいずれ観てみようかと思っています。
受賞された皆様おめでとうございます
映画「ウォール・ストリート」 [映画]
[監]オリヴァー・ストーン
[出]マイケル・ダグラス シャイア・ラブーフ ジョシュ・ブローリン
[配給会社] 2010アメリカ/FOX
[上映時間] 133分
1987年の『ウォール街』の続編です。
私には金融の世界はまったくわかりません(^_^;)
やられたらやり返す、終わりなきマネーゲームの物語ですが、家族の再生の物語でもあり、私なりに楽しめました。
マイケル・ダグラスは昨年喉頭がんを克服し、かなりお痩せになっていましたが、先月のゴールデン・グローブ賞の授賞式に姿を見せてくれましたね。
シャイア・ラブーフという俳優さん、お名前は覚えていませんでしたけどどっかで見たことがある俳優さんだと思っていましたが、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』に出ていました。
その相手役の女優さんはキャリー・マリガンという方ですが、『17歳の肖像』という映画でアカデミー主演女優賞にノミネートされた女優さんです。
それにしてもマイケル・ダグラスは年取ったなあ・・って思いましたが、それでもやっぱり渋くて素敵でした。
映画「死刑台のエレベーター」 [映画]
[監]緒方明
[出]吉瀬美智子 阿部寛 玉山鉄二
[配給会社] 2010日本/角川映画
[上映時間] 112分
1957年に製作された、ルイ・マル監督によるヌーベルバーグの傑作をリメイクしたクライム・ラブストーリー
吉瀬さんの悪女ぶりが話題の映画です。
背の高い方が赤いコートを着るとかなり目立ちます。
阿部さん演じる時藤が事前にシュミレーションをしたかどうかはわかりませんが、あれさえうまくいけば、またビルに戻ることもなかっただろうし、車を盗まれることもなかったでしょう。
予想も出来ない出来事が次から次へと起こり、目が覚めてからはまるで浦島太郎のようで可笑しい。
完全犯罪なんてありえないんですよね。
今時こんな刑事がいるのかわかりませんが、柄本さん演じるベテラン刑事が居たからこそ、いっけん複雑そうな事件も実は単純な犯罪。
吉瀬さん演じる芽衣子の最後の表情が満足げに見えたのは私だけでしょうか・・・
タグ:死刑台のエレベーター
映画 『悪人』を観ました。 [映画]
[監]李相日
[出]妻夫木聡 深津絵里 岡田将生
[配給会社] 2010日本/東宝
[上映時間] 139分・PG12
この映画でモントリオール映画祭の最優秀女優賞を取った深津さんの演技もさることながら、私は妻夫木さんにも最優秀男優賞をあげたいと思いました。
脇を固める俳優陣も素晴らしかった。
生きてるんだか死んでるんだかわからない生活をしてきた主人公・祐一(妻夫木)の眼差しに注目です。
何かひとつでも歯車が違ってしまったら善人もいつでも悪人になりえるということ。
周囲の人間の運命も変えてしまう殺人という行為はいかなる理由があろうとも許されることではありません。
最後の深津さん演じる光代の言葉が現実なんだと思います。
それと、監督のお名前をどこかで聞いたことがあったと思ったら「フラガール」の監督でした。
サスペンス&ホラー映画 [映画]
お盆休みもそろそろ終わりでしょうか。
ここ数日暑いので、仕事で毎日外出している私にとって何にもない休日はあえて外には出ません。
なので、サスペンス&ホラー映画を数本観ることが出来ました。
「キャリー」(1976年)
「13日の金曜日(2009)」(2009年)
「チャイルドプレイ」(1988年)
「エクソシスト」(1973年)
「エンゼルハート」(1987年)
「13日の金曜日」は2009年にリメイクされたほうです。
それ以外はみんな古いですよね。
「キャリー」
主演のシシー・スペイセクがとっても可哀想なんです。
嫌なクラスメートがいなければきっとあんなこともなく彼女の人生も明るい方向に変わっていけたのに・・と思うと怖いんだけどやるせないですね。
「13日の金曜日(2009)」
リメイク版なので最初の映画がどんな感じだったか覚えていません。でもきっと元の映画のほうが断然に怖いような気はします。
「チャイルドプレイ」
人形に悪魔の魂が乗り移っちゃうなんてほんと怖いです。だから家にあるぬいぐるみとか人形って捨てられないんですよね。
「エクソシスト」
前半は普通なんですが、徐々にあの少女が変化していくんです。
少女役はリンダブレアという女優さんですが、演技ではありますが、あんな演技よくやったなと感心しちゃいます。首が360度回るシーンは何度見ても衝撃的です。
悪魔と言えば「オーメン」という映画もありましたね。
こういう映画を夜中観るとトイレ行くのが本当に怖いです。
「エンゼルハート」
探偵役のミッキー・ロークが依頼人から頼まれ、失踪した歌手探しを始めるんですが、この依頼人がロバート・デ・ニーロで絶対怪しいですよね。
途中からなんとなく結末は見えてくるんですが、でも怖い。
あとまだ今月観たい映画が「ユージュアル・サスペクツ」
しかし、怖い映画ばっかり観ちゃってどうするの?って自分でも思いますが、暑い夏はやっぱり恐怖映画に限ります。
映画三昧♪ [映画]
最近スカパーに加入しました。
と言ってもスターチャンネル(映画専門チャンネル)だけですけど。
このスターチャンネルは、ハイビジョンで観られるスターチャンネルハイビジョン、吹き替え版のスターチャンネルプラス、名画を集めたスターチャンネルクラシックの3チャンネルセットになっています。
暇さえあればこのチャンネルに合わせて映画を観ています。
今月もあと「ワルキューレ」、「ターミネーター4」、「ローズマリーの赤ちゃん」、「ダークナイト」、「マンマ・ミーア」などなどを観たいと思います。
レンタル店でDVDを返す手間もなく自宅で観られるのでめんどくさがりの私にはピッタリです
観劇を自粛する代わりにこれからは自宅で映画三昧です
のだめカンタービレ 最終楽章 後編を観てきました♪ [映画]
のだめカンタービレ 最終楽章 後編
[監]武内英樹
[原]二ノ宮知子
[脚]衛藤凛
[出]上野樹里 玉木宏 瑛太 水川あさみ 小出恵介 ウエンツ瑛士 ベッキー 山口紗弥加 山田優 谷原章介 なだぎ武 伊武雅刀 竹中直人
[配給会社] 2010東宝
[上映時間] 123分
楽しみにしていた後編を観てきました。
ネタばれになるので簡単に・・・・
前編はのだめワールド炸裂で、おなかが痛くなりそうなくらい笑いましたが、後編は良い意味で期待はずれの感動ものでした。後編はのだめの成長を中心に描かれていましたね。
のだめと千秋の恋の行方も最後までわからない展開でした。
そして今回も演奏シーンが盛りだくさんでサイコー
観終わって、私も頑張らなくちゃと思えるような映画でした。
やっぱりのだめ大好きです。最初から最後までウルウルしっぱなしの2時間でした。
名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)を観ました! [映画]
名探偵コナン 天空の難破船 (ロスト・シップ)
[監]山本泰一郎
[原]青山剛昌
[脚]古内一成
[音]大野克夫
[声]高山みなみ 山崎和佳奈 小山力也
[配給会社] 2010東宝
[上映時間] 102分
毎年恒例、ゴールデンウィーク時期にはコナンくんの映画を観ます。
今回の映画もスケールが大きかったですが、残虐なシーンはほとんどありませんでした。(子どももたくさん観るのでこれは良いことです)
でもありえなーい!シーンはやっぱりありましたけどね(笑)
飛行船の中ってこんなに豪華なの?
頭脳戦というより銃撃戦だったよ。
小学生のコナン君がテロリストと戦っちゃうなんてありえない!!
え?!蘭ねえちゃんと怪盗キッドがぁ~~~~!!!
・・・と最後のシーンは劇場内でもキャー!!!という悲鳴が上がりました。
面白かった
観にきていた女子高生、「かっこいい」
どうも怪盗キッドのことみたいです。