映画 『悪人』を観ました。 [映画]
[監]李相日
[出]妻夫木聡 深津絵里 岡田将生
[配給会社] 2010日本/東宝
[上映時間] 139分・PG12
この映画でモントリオール映画祭の最優秀女優賞を取った深津さんの演技もさることながら、私は妻夫木さんにも最優秀男優賞をあげたいと思いました。
脇を固める俳優陣も素晴らしかった。
生きてるんだか死んでるんだかわからない生活をしてきた主人公・祐一(妻夫木)の眼差しに注目です。
何かひとつでも歯車が違ってしまったら善人もいつでも悪人になりえるということ。
周囲の人間の運命も変えてしまう殺人という行為はいかなる理由があろうとも許されることではありません。
最後の深津さん演じる光代の言葉が現実なんだと思います。
それと、監督のお名前をどこかで聞いたことがあったと思ったら「フラガール」の監督でした。
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