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劇団四季「春のめざめ」初日 [劇団四季(観劇日記)]

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劇団四季「春のめざめ」4月22日再演初日、外は4月だというのに冷たい雨でとっても寒かったのですが、劇場内は熱気にあふれていました。

昨年の初演の初日にも観に行っていましたこの「春のめざめ」。その時はあと1回くらい観ればいいかなという印象でしたが、次にステージシートに座って観たらすごい迫力と音楽に圧倒されてそのあとも数回ステージシートに座ってしまいました。

そして待ちに待った再演の初日にもやっぱりステージシートを取ってしまいました。
今回ステージシートに座った他のお客様も、この席に座り慣れている方たちばかりだったかもしれません。劇場全体がリラックスした良い雰囲気の中、初日を終えたという印象でした。


さて、今回のメンバーはある一人を除いてはほぼ初演時のメンバーが出てくれました。
また同じメンバーで観られたというのが本当にうれしかったです。なので、始まってすぐにうれしさでウルウルしてしまいました。


上川さんのメルヒオールは前回見逃していて初見でしたので、昨年と比べての感想は書けませんが、とっても優しいメルヒだったと思いました。前回観た柿澤さんのメルヒはとっても秀才で面倒見がいいけれど、もしかしてベンドラがあんなことになるとは考えてもみなかったのでは?本当にベンドラのことを好きでした行為なのかな?って疑問に感じてしまったんです。でも上川さんのメルヒは本当に優しさが感じられたメルヒでした。ベンドラの事も本当に好きだったのでしょうね。


今回一番感心したのがモリッツの三雲さんでした。前回観た時のモリッツよりさらにモリッツしてる(変な表現ですね・・・)モリッツのおどおどした行動には笑えましたし、歌も良かった。モリッツはもう三雲さんでないと観られないかもしれない、と思わせるくらい役にハマっていました。モリッツの最後のシーンはせつなくてせつなくて涙が止まりませんでした。


それと一和さん、声の出し方も歌も前回よりうんとうまくなってる。昨年の公演の時も回数を重ねるごとにうまくなっていましたが、それよりまたさらに成長していました。
一回り大きくなった感じです。うん、たしかデビューはゾウでしたよね。実はあの時から見守っていたんですよ。
メルヒオールのお稽古もしていたようですが、今回は残念ながらキャスティングはされていませんでした。
でもいつか一和さんのメルヒが観られる日を楽しみにしています。

竹内ハンシェンとのあのラブシーンにはもう笑いをこらえるのに必死でした。だってステージシートで声出して笑いすぎたら絶対ひんしゅく買いそうだからもう我慢しましたよ。


イルゼの勝間さんですが、可愛すぎました。金平さんのイルゼがとってもミステリアスでそのイメージがついてしまったので勝間さんのイルゼに慣れるには時間がかかりそうです。でもすごく良かったですよ。また違ったイメージのイルゼを見せてくれましたね。


他にもたくさん書きたいことはありますが、このへんで。



昨年たくさん観た方にとっては今回ほとんど同じメンバーなので新鮮さがなかった感想を持たれた方もあったようですが、今回初めて観る方にとっては充分に新鮮に見えると思います。

演じる側も毎回毎回新鮮な気持ちで演じられているはずです。なので観る側も新鮮な気持ちで観るというのも必要かもしれませんね。

5月末までの短い期間ですが、私、ステージシートはあと2公演ほど確保しています。
このステージシートは凄い人気があって全席完売なので多分普通の席で追加してしまうと思います。

次はいつ観に行こうかしら?

まだ未見の方はぜひ観に行ってくださいね。




最後に・・・・・


一緒に観に行った我が娘ですが、自分と同じ年代の話なので人ごととは思えなくて、特にベンドラのことを色々考えたら涙が止まらなかったようです。彼女にとっては今自分の身近にある事がそのまま描かれている話なんですね。なのでつい自分をベンドラに置き換えて観てしまったりするようです。
これが男の子ならきっと自分をメルヒオールやモリッツに置き換えて観たりするんでしょうね。



観終わって帰宅途中にそんな話を娘と出来たことが今回観に行った一番の収穫かもしれません。






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