すべての道はここバンクーバーへと続いていた！

男子フィギュアスケートの３選手、頑張りましたね。
そして、高橋大輔選手、銅メダルおめでとうございます

4回転は失敗してしまいましたが、そのあとのジャンプ、ステップ素晴らしかったです。
後のインタビュ―で知りましたが、4回転はなにがなんでも飛ぶつもりだったそうです。
今回飛んで失敗しての銅メダルと飛ばずにとれた銅メダルでは彼の中ではぜんぜん価値の違うメダルであったようです。４回転に挑戦して自分のスケートを滑ることが目標！！
その目標通りに挑んで飛んだ結果つかんだ銅メダルでした。
この自分の信念をつらぬく強い気持ちがあったからこそ最後まで自分の滑りが出来たのでしょうね。

それにしても高橋選手の芸術性は素晴らしいと思います。プルシェンコのように８年間ジャンプに失敗したことがないというジャンプの安定性も凄いと思いますが（・・・決勝のフリーのジャンプは彼本来のジャンプではなかったですね・・・）　高橋選手のあの緩急あるステップは本当に魅了されます。

この高橋選手ですが、四季の舞台も観ていたようです。きっと色々な舞台を観て研究して自分のものにしてきたのでしょうね。
２３歳にしては本当に素晴らしい表現力だと思います。

フィギュアスケートってどれだけ観客を魅了するかが重要じゃないかと私は思います。
この人の演技がまた観たい！と、どれだけの人に思わせるか。
ただ高い技術をひけらかして３回転、４回転とジャンプばっか見せられてもなんか面白くないと思うんです。

テーマと音楽、振付、すべてがマッチした演目をどれだけ魅せられるか。

今回の高橋選手の演技は無駄な動きがなくてとても自然な流れですべっていて見ていてとても気持ちがよかったです。


織田選手は今回の経験を生かして次の４年後のオリンピックでぜひともリベンジしてもらいたいです。
そして、小塚選手、この大舞台で４回転を成功させたことはすごく大きな自信になることでしょう。

先日初めて知りましたが、この小塚選手はスケート一家なんですね。
初日を滑り終えたとき、小塚選手のお父様は「まだまだだな・・・」と厳しい言葉をおっしゃっていました。

その横にいた確か９６歳になるおじいちゃまは孫の晴れ姿に涙していました。
そしてインタビューされて泣きながら発した言葉が　　　「まぁだ・・まぁだ・・じゃな・・・」

あっぱれです
小塚選手も４年後はメダルも夢じゃないかもしれませんね。

タグ：高橋大輔 エフゲニー・プルシェンコ 織田信成 小塚崇彦 バンクーバーオリンピック 男子フィギュアスケート 銅メダル

コメント 2

水無月さん、おはようございます。
3人共、すばらしい演技でしたね。

私も高橋選手の表現、大好きです。
4回転を何がなんでも飛ぶという、熱い（なんて軽いものじゃないですが）気持ちがあったんですね！今回の挑戦たとえ転んでしまったとしても、次の段階に大きく前進したでしょうね。
四季の舞台も観てるのも初耳です。芸術の表現者は、そのもの（スケート）を掘り下げて行くのも大切ですが、あらゆる芸術作品に触れて自分のセンスを磨いているのかもしれませんね！！

織田選手は、本当に残念でした。
ただ、彼自身は既に次を見ていて、早く帰って練習したいと言っていたので、気が早いですが４年後には絶対メダルを獲ってもらいたいです！
by ひつじ (2010-02-20 08:00) 

ひつじさん、こんばんは。niceとコメントありがとうございます。
本当に昨日は男子フィギュア初のメダルに日本中が沸きましたね。
高橋選手、もしかしたら加藤敬二さん直々にダンスやタップを指導してもらったことがあるかもしれませんね。
加藤さんのことはとっても尊敬しているようです。

織田選手、靴ひもが切れていたのは試合前からで、微妙な感覚が違ってしまうのを恐れて変えなかったとのことですが、切れてしまうかもという思いより今までの感覚を選択したんですね。
高橋選手の靴は元オリンピック代表の本田選手の靴だったそうです。
ご本人のサイズと０．５センチ大きい靴だったそうですが、練習から履き始めたら自然となじんできたそうです。
まさに靴が明暗を分けた？？
織田選手の今回のアクシデントでメーカー側は‘切れない靴ひも’の開発に取り組んだりして・・・(笑)

次は女子のフィギュアです。
真央ちゃんメダル取って欲しいですね。
私は真央ちゃんのこと大好きなんです。だってとっても可愛いし、可愛いけどすごく負けず嫌いで、頑張り屋さん。彼女を見るたびにいっつも「可愛いなあ・・真央ちゃん♪」と言ってしまいます。

by 水無月 (2010-02-20 22:10)