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早水グリザはやっぱり素晴らしい! 1月13日ソワレ [劇団四季(観劇日記)]

早水さんがグリザベラに戻ってきました。

ジェリクルソングで「その孤独を…」と聞いただけでゾクゾクしました。

1幕のメモリーでウルウル…2幕最後のメモリーでは涙腺が決壊しました[もうやだ~(悲しい顔)]

なぜ早水さんの歌にこうも感動するのでしょうか?


グリザベラは若いころは名の知れた娼婦でした。きっと色んな雄猫が寄ってきて愛にあふれた日々を送っていた時もあったのだと思います。たとえその愛がいつわりの愛や、ほんの一瞬の愛もあったかもしれません。
本当は孤独を感じていたかもしれないけれど、それでもひとりではなかった。

でも今は蔑まされ、触れられることもなく、過去だけがつきまとう日々・・・
そんなグリザベラの苦しみ、悲しみ、哀愁が早水グリザにはただよっています。


”まだ生きていたのかい?” ”えっグリザベラ あの昔の?”

”まさか本当にこの女が───あのグリザベラだったとは”

その時のグリザベラの悲しげな表情・・・ひとつひとつが切ないです。[もうやだ~(悲しい顔)]


早水さんの深い歌声で歌われる2幕最後のメモリー[るんるん]


「メモリー  月明かりの中  美しく去った過ぎし日を思う   忘れない その幸せの日々 思い出よ 還れ 」


[満月]

その情景が私の脳裏にくっきりと浮かび上がりました。

これなんですね。あたかも自分がグリザベラの気持ちにもなり、と同時に自分自身の若い頃の思い出がきらきらとよみがえって来るんです。
早水さんの詩は生きて見えてくるから知らぬ間に涙があふれ出てきてしまうんですね。


これはもう凄いとしか言いようがないです。
今の四季で早水さんのグリザベラを超える方はなかなかいらっしゃらないでしょうね。


そして、メモリーを歌い終わった後の息をつくのも忘れるほどの静けさ・・・・・・・
客席と一体となった瞬間!


これぞキャッツ!


私の待ち望んでいたキャッツです!



早水さんありがとう。そして24匹の猫たちありがとう。

また会いに行くね[黒ハート]




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hu-mika

こんにちは。前予で2時に電話しましたが、昼も夜も席がバラでしかないため、今回はキャッツに行けなくなりました(>_<) A席の端の方だと隣合った席で確保できるのですが、初見の友人を連れていくのには良い席ではないので見送りました。1人ぶんだと問題なく取れても、2人ぶんでしかも隣席でとなるとキビシイですね。福井タガー&早水グリザはおあずけですが、またいつかを狙って行きたいと思います。
by hu-mika (2010-01-15 14:22) 

水無月

hu-mikaさん、実は私も頼まれて先程キャッツ前予チャレンジしましたがあえなく撃沈です。回転席完売、S席が1枚のみ残ってましたが希望席ではなく諦めました。やはり土日は厳しいですね。
明日もチャレンジしてみます。行くのは私じゃないですが…
by 水無月 (2010-01-15 14:34) 

わか

早水さんで私が涙ポロポロになるのは、
夢醒のお母さん役 ♪

観劇日の前日に問い合せると、
いい席が残っていたりしますよ。
by わか (2010-01-15 23:14) 

水無月

わかさんおはようございます。
たしかCDでは早水さんがお母さんでしたよね。
あのシーンは私も泣いてしまいます。
早水さんでは観たことはありませんけど・・・

前日予約は土日は競争率激しいですね。
良い席は残っているのでしょうけど・・・早いもの勝ちですね。

by 水無月 (2010-01-16 08:48) 

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